自律神経失調症

自律神経って?
自律神経は人が生きていく上で、かかせない神経です。
心臓の動かしたり、血液を全身に巡らせたり、食べ物を消化するために胃腸を動かしたり、暑いとき汗をかいたり・・・
このように脳から走る自律神経により、人の臓器を自動的に動くようコントロールされています。
自律神経がヘソを曲げたら、体が正常に機能しなくなります。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。
この2つの神経のバランスにより、体の機能が正常に保たれています。
活動的に動いているときや、日中で主に働くのが交感神経、
反対に休息中や、夜間で主に働くものが副交感神経です。
自律神経失調症とは?
一般に自律神経失調症では、交感神経が強く、副交感神経が弱い状態となっています。
そのために、内臓等の臓器が休めない状態となり、その結果、動悸、息切れ、立ちくらみ、ふらつき、発汗過多、血圧の上昇、片頭痛、耳鳴り、肩こり、手足の冷え、易疲労など、多彩な症状があらわれます。
自律神経失調症は病院では特に原因が見当たらない、これらの不定愁訴の受け皿的な位置づけとなっているのが現状です。
自律神経失調症は忙しい現代人の生活習慣病ともいえます。
ストレス、運動不足、夜型生活、パソコン、スマホ、乱れた食生活、早食い・早風呂など常に時間に追われた生活等も自律神経失調症の危険因子といわれています。
仕事や勉強に頑張り過ぎて、一日中、夜遅くまで休みなく、また時間がもったいないといい、常に時間との闘いで、疲労やストレスを溜め込んでしまう。
乱れた食生活や過度の飲酒により常に内臓の負担がかかり、内臓が休めない状況を繰り返している。
このような現代でよくありがちな状況を続けることで、自律神経機能に乱れが生じてしまいます。
自律神経失調症をそのまま放っておくのは大変危険です。
体の臓器の負担を抱えたままでは、将来、癌や脳梗塞、心疾患などの重篤な病気へとつながりかねません。
自律神経失調症への対処法
自律神経失調症でおこる様々な不定愁訴は、生活を見直して欲しいという体からのサインです。
このサインを見逃さないよう、まず以下のような生活を心がけましょう。
・十分な休息。
・早寝早起きの生活サイクルにして、早朝朝日を浴びる。
・スマホ、パソコンからなるべく距離をとる
・和食中心の食生活と、添加物をなるべく避ける。
・よく噛んでゆっくりと食べる。
・よく歩く。
・楽しいことをする。
自律神経は脳から指令が発せられています。
そのため脳のストレスを軽減し、リラックス状態にすることが大切です。
ひと昔前の生活「スローライフ」という言葉もあるように、少しゆとりのある時間を作りましょう。
そして現代生活は脳ばかり疲労しがちなので、体もしっかりと動かしましょう。
自律神経失調症には整体・はり灸が効果的
体の歪みがあると、常に体に負担がかかり、ストレス状態にさらされてしまいます。
自律神経失調症を訴えられている方の多くは、体が硬直しており、肩こり、腰痛などを抱えています。
当院では、はり灸や整体により、根本の体の歪みを整え、体を芯から緩めることにより、体の自然治癒力を高め、痛んだ自律神経を回復させます。
また、当院は完全予約制ですので、他人に気にせず、心底リラックスして施術を受けることができるため、弱った副交感神経を活性化します。
当院の整体は、痛みなく、優しく心地よい整体法で、安心して受けられます。
少しくらいだからといって我慢せず、早期の対処が早期回復につながります。
当院は掛川市にて、困ったときのかかりつけの治療院として、これからも邁進してまいります。
自律神経失調症でお悩みの方は、どうぞ当院へご相談ください。