うつ病

うつ病

ストレス社会ともいわれる現代、そうしたなかでうつ病で悩む人が年々増加傾向にあります。

今ではうつ病で病院にかかる患者数は毎年100万人以上、潜在的には300万人を超えるといわれています。

男性よりも女性のほうが多く、若年層から中高年層にかけて好発する傾向にあります。

うつ病の症状は以下のように、気分の落ち込みや何もする気がしないといった精神的なものから、肩こりや頭痛、めまいといった身体的なものと広範囲にわたります。

精神的な症状

  • 気分が落ち込む
  • やる気がでない
  • 不安、イライラ、焦り
  • 無関心
  • 集中できない
  • 悲観的、楽しめない

身体的な症状

  • 睡眠障害(眠れない、眠りすぎる)
  • 頭痛、肩こり
  • めまい、耳鳴り
  • 食欲不振、胃の不快感
  • 便秘、下痢
  • 慢性疲労
  • 生理痛、生理不順
  • その他、自律神経症状全般

気分的な落ち込みや不安感といった心の状態は、何らかの出来事によって誰にでも起こりうるものですが、それが2週間以上続き、生活に支障をきたす場合はうつ病の可能性が高いでしょう。

うつ病の原因は?

医学的なうつ病のメカニズムはまだ解明できていませんが、脳内の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、ドパミン)のバランスの乱れが関係しているといわれています。

感情や意欲は脳の働きにより生み出されています。

うつ病は、神経伝達物質のアンバランスにより脳が正常に働かなくなり、感情や意欲、思考能力が低下している状態です。

簡単に言えば脳のエネルギーが欠乏している状態です。

うつ病となるきっかけは、職場や学校でのトラブル、家族や友人との死別、失恋や離婚、転職、引っ越し、出産、病気など、仕事や人間関係や環境の変化等による過度のストレスです。

またその背景にはカラダの弱りも関係してきます。

疲労の蓄積、飲食の不摂生、睡眠不足、運動不足、といったことの積み重ねによるカラダの機能低下があると、そこに精神的なストレスがかかることで、よりカラダがアンバランスとなり、脳のエネルギーが欠乏してしまうのです。

うつ病の治療は?

一般的に病院では、お薬やカウンセリングによる治療となります。

うつ病の原因が神経伝達物質の減少と推測されているので、抗うつ剤はこの神経伝達物質に作用して、回復をはかります。

薬によって神経伝達物質を補っているので、症状は軽減されていきます。

ただ、薬を止めてしまうと神経伝達物質のバランスが乱れてくるので、症状がぶり返してしまいます。

そのためお薬のみの治療では、回復するまでかなりの時間を要し、また再発しやすいのが現状です。

完全に回復するためには、自分自身の力で神経伝達物質を作り出せるカラダに戻す必要があります。

整体やはり灸は、そんなカラダに戻れるよう、アプローチすることできます。

脳の機能が低下してしまった背景には、カラダの歪みや内臓機能の低下などの根本となる原因が必ず潜んでいます。

当院では特殊な整体法やはり灸によって、カラダのバランスを整え、内臓の機能を強化し、脳がしっかりと働ける状態へと導いていきます。

うつ病の根本的に解決するためには、基本的なカラダの丈夫さを取り戻すことも大切なのです。

うつ病は早く気がついて、早めに治療したほうが、後々こじらせることもなく、回復も早まります。

「もしかしたらうつ病かな」っと思ったら、どうぞ当院までご相談ください。

また現在、心療内科や精神神経科に通っている方でも、はり灸や整体の治療を併用することで、回復が早まります。

当院では病院とは違った、カラダと脳へのアプローチができます。

生き生きとした、元気なカラダを取り戻せるよう、サポートいたします。

掛川・菊川市周辺のお住いの方で、うつ病でお悩みの方は自然堂治療院までお気軽にご相談ください。