ねっとりこっくり味が美味!!『里芋と椎茸のゴマ味噌和え』

里芋と椎茸の味噌ゴマ和え

少しずつ朝晩は肌寒く感じはじめ、冬の季節の到来が近づいてまいりました。

寒い季節にはお芋の料理があるとほっこりして、心が和みますね。

なかでも里芋はこの時期特におすすめ。

ねっとりとした食感が特徴の里芋は、風邪のひきやすいこの季節、予防のための食材になります。

★腸内細菌を育てる『里芋』の効能

里芋の独特なねっとりとした食感。

その食感を生む正体はムチンというぬめりの成分です。

オクラや山芋といった粘りがある食材に含まれています。

この粘りの正体はガラクタンといった水溶性の食物繊維です。

食物繊維には水溶性と不溶性があり、不溶性食物繊維は便のかさを増やして、蠕動運動を促進させる効果があり、水溶性食物繊維は便を柔らかくして便の通りをよくする効果があります。

また水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境のバランスよく保つために必要な成分でもあります。

腸内環境がアップすると、免疫力の向上にもつながり、風邪をひきにくい、ひいても直ぐに治るカラダになっていきます。

『風邪をひいたらまず薬』といった習慣がついている人は要注意。

自身の力で治す力がなくなり、薬で症状が治まっても、実は内部では治りきっておらず、くすぶり続けていずれ積もりに積もって大きな病気へとつながります。

日頃から、自分の欲を満たすための食事だけでなく、共存生活している腸内細菌に良いエサも与えてあげましょう。

そしてなるべくお薬に頼らない生活を心がけましょう。

★ゴマはミネラルが豊富

昔から胡麻は体にいいといわれ、日本の食卓にも馴染み深い食材です。

胡麻からできた油がよく使われるように、胡麻の成分の半分は脂質です。

その次に多いのがタンパク質で、必須アミノ酸を沢山含んでいます。

そしてマグネシウムやカルシウム、亜鉛といったミネラルが豊富で、またセサミンといった抗酸化物質も含まれた、とても優れた食材です。

最近では亜鉛が不足している方が多いといわれています。

亜鉛不足の代表的な症状としては、味覚障害。

味が濃いものばかり好んだり、薄いものがまずく感じたりしている方は要注意です。

亜鉛は味覚だけでなく、細胞を構成するための必要不可欠なミネラルで、皮膚や髪、骨の状態にも大きく関わります。

ただ足りないからといってサプリで補おうとすることはやめましょう。

サプリのなかには良いものもありますが、逆に体に合わず毒となるものもあります。

常日頃から、ゴマや海藻類などのミネラルを多い食品を摂取して補っていきましょう。

材料・レシピ

材料(4、5人分)

  • 里芋…500g
  • 椎茸…5、6枚
  • ニンニク…少々
  • 胡麻…大さじ2
  • 味噌…大さじ1.5
  • メープルシロップ…大さじ1
  • 胡麻油…大さじ1
  • 水…大さじ1

作り方

  1. 里芋は洗って柔らかくなるまで茹でてから皮をむき、食べやすい大きさに切る。
  2. 椎茸は4~6等分にいちょう切りにする。
  3. ②をフライパンで蒸し焼きにして、塩こしょうで味をつける。
  4. 胡麻を軽く擦って、味噌、メープルシロップ、すりおろしたニンニク、胡麻油、水を混ぜ合わせる。
  5. 里芋、椎茸と④を和えたら完成。
里芋

↑里芋を茹でます。

水から茹でると甘味が増します。

洗って皮ごと、茹でる前に包丁でくるっと一周皮に切れ込みを入れておくと、ツルっと楽に剥けます。

椎茸

椎茸を弱火で蒸し焼きして、塩こしょうで味付け。

椎茸の旨味をじっくり弱火で出します。

胡麻和え

↑擦った胡麻と味噌、ニンニク、メープルシロップ、胡麻油を混ぜます。

メープルシロップも料理の味付けに使うと、コクがアップして美味しくなります。

このコク旨なタレはサラダにつけたり、蒸し野菜と和えたりと色々応用できます。

里芋と椎茸

皮をむいて、適当な大きさに切った里芋と椎茸、味噌ダレを和えて完成。

里芋と椎茸の味噌ゴマ和え

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