塩麴豆腐の濃厚白和え

塩麴豆腐の濃厚白和え

新型コロナウイルスの感染で自粛が続くなか、発酵食品が免疫機能を高めると注目され、売れ行きが伸びているといいます。

一時、スーパーでは納豆やヨーグルトも品薄になっていましたね。

日本は発酵食品の宝庫です。

味噌、ぬか漬け、納豆、醤油、甘酒…、伝統的な発酵食品が沢山あります。

日本では昔から微生物の力を借りながら、暮らしてきたのです。

なぜ発酵食品が免疫機能を高めるのか?

これは腸内には体中の免疫細胞の7割が集まっているからです。

腸内の免疫細胞は善玉菌と協力しあって免疫機能を活性化させています。

そのため、善玉菌が沢山含まれている発酵食品は直接免疫に関わってくるのです。

病気になるか、ならないかの分かれは、免疫機能がちゃんと働いているかどうかです。

免疫機能が低下すればウイルスや細菌からの防衛力も落ちるし、逆に免疫機能が統制されず過剰になってしまえば、アレルギーや自己免疫疾患といった病気にもなります。

免疫機能が正常にコントロールされているからこそ、健康で過ごせるのです。

今回のレシピは日本の発酵食品の代表である、麹を用いたレシピです。

麹は味噌や醤油を作るのに欠かせないものです。

麹は塩麴として、ご家庭でも簡単に作れるので利用している人も多いかと思います。

塩麴は食材の旨味を引き出してくれる万能な調味料です。

塩麴を水切りした豆腐の表面に塗って、寝かせることで、チーズのような濃厚な旨さの豆腐が出来上がります。

今回のレシピはその塩麴豆腐を用いて白和えにしました。

お野菜はお好みで旬のものを用いましょう。

春のごぼうも柔らかくて香りも高いので、おすすめです。

この時勢を乗り切るために、毎日の食卓に発酵食品を取り入れ、バランスよく栄養を摂取して、免疫機能を高めていきましょう。

材料・レシピ

材料(約4人分)

  • 豆腐(絹ごし、木綿どちらでもOK)…150g
  • 塩麴…大さじ1
  • 人参…50g
  • ごぼう…50g
  • スナップエンドウ…8本
  • 練りごま…大さじ1/2
  • 白ごま…大さじ1
  • 醤油…少々

作り方

  • 塩麴豆腐作り。水切りした豆腐に塩麴を塗り、キッチンペーパーで包み、冷蔵庫で4~7日保存する。(途中水分がでたら、その都度捨ててください。)
  • 人参、ごぼうは細切り、スナップエンドウは筋をとる。
  • ②を茹でてザルにあける。スナップエンドウは半分に切る。
  • 塩麴豆腐をすり鉢等で滑らかにする。
  • ④に白練りごまと擦った白ごまを混ぜ合わせ、③と和える。味をみながら醤油を少々加えて完成。

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