病気になる前に~予防にまさる治療無し~
日本の生活習慣病の患者数はどれくらいいると思いますか?
なんとその数は1800万人を上回り、国民の7人に1人が罹患している割合です。
そしてかつては成人病といわれた病ですが、今では子供まで生活習慣病になる人もいます。
大変な世の中ですね。
代表的な生活習慣病は大きく分けて以下の7つがあげられます。
- 心疾患
- 脳血管疾患
- 高血圧症疾患
- 腎疾患
- 肝疾患
- 糖尿病
- がん
生活習慣病はその名の通り、日常生活の食生活、飲酒、運動不足、喫煙、ストレスなどに関わっています。
これらの病気になってから治療をしようとすると、大変な月日と手間がかかります。
また完治できない場合も多いでしょう。
だからそうなる前に予防することが大切です。
病気の治療を行うとなると、必ずリスクが伴います。
それは重い病気になるほど、リスクが高まります。
手術の難易度が高まり、薬の副作用も強まります。
一方予防には、間違った予防法を行わない限り、何のリスクもありません。
中国ではこんな言葉があります。
『上医は未だ病まざるものの病を治し、
中医は病まんとするものの病を治し、
下医は既に病みたるを治す』
また、
『上医(大医)は国を治し、
中医は人を治し、
下医(小医)は病を治す』
といわれます。
上医(優れた医師)は『未だ病まざるものの病』を食事で治し、
中医は『病まんとするものの病』を生薬(漢方薬)で治し、
下医は『既に病みたるののの病』を化学合成薬で治すという意味合いです。
その昔、皇帝など偉い方に食事を作る医師は上医とされました。
食事で治療を行う『食医』です。
それはまさに『医食同源』、日常の正しい食事は治療に繋がるということです。
『未だ病まざるものの病』、すなわち健康である時から、将来病気にならないよう予防することが大切です。
日本も現代の食生活を正せば、病人は減り、医療費も減り、作業効率は上がり、国はもっとよくなるに違いありません。
まさに『国を治す』です。
今、国の医療費は41兆円を越えました。
これからどんどん増えていくと予想されます。
これからは一人一人が健康に意識をむけ、正しい予防をしなければなりません。
もし今、病気まではいかないけど、体のどこか調子が悪い、疲れやすいなど感じていたら、直ぐ病気にならない為の予防の治療をすることをお勧めします。
鍼灸(はりきゅう)や整体、指圧は予防の段階で体を調整することが大変得意です。
なぜなら、当院の治療は症状にとらわれずに、根本的なところから体を整えることを目的としているからです。
慢性的な肩こり、頭痛、腰痛、自律神経の失調、不妊症、冷え症、便秘、等々、これらは鍼灸や整体が得意とする分野です。
肩こりや頭痛、自律神経症状、冷えなどは、重い病気の前段階です。
このままの状態で歳月を重ねていくと、将来病気になる確率が高いのは明白です。
そうなる前に予防のための治療をしましょう。
当院では鍼灸や整体で体を整えると共に、食生活のアドバイスもいたします。
また月1度の健康料理教室も開催しております。
一家に一人『食医』がいれば、家族はより健康に過ごせるでしょう。
ご興味がある方は当院までお気軽にご連絡ください。
どうぞ将来の健康を見据えて、予防に取り組んでいきましょう(^_^)/