逆子で困ったらお灸を。

意外にも思われるかもしれませんが、逆子にお灸が効果的なことが多いのです。

普通、鍼灸師でもない限り、逆子にお灸がいいなんてほとんどの方は知らないですよね。

だから当院でもたまにしか、逆子でお灸をしてほしいって依頼がありませんが、それでもお灸は本当によく効くと実感しています。

早い方では、1回目でその場で「動いたかも」っとおっしゃられて、数日後検査に行ったら治っていたっていうケースもあります。

ちなみに書籍には、鍼灸による逆子の改善率は8割程度という臨床データがあります。

結構高い確率ですよね、私も実際にそれぐらいの確率を実感しています。

逆子になると帝王切開による分娩になることが多いので、治しておいた方が産後も楽です。

先日も「逆子をお灸で治してもらったと知人から聞いて」という8ヶ月になる妊婦さんがご来院されました。

肩こり、腰痛もあるとのことで、ソフトな整体法で体を整え、足のツボにお灸をしました。

その時は胎動が少しあったくらいで、変化はよくわからなかったとのことです。

後日、その方のお母様が来院され検査結果をお聞きしたところ、その1回で治っていたとのことです。

私自身もお灸の効果に毎回驚いております。

ただし、全ての方が直ぐ治るとはかぎりません。

また妊婦さんの状態により、お灸ができない場合もあります。

あと妊娠中の過ごし方として、妊婦さんは特に下半身、足元を冷やさないように気をつけましょう。

夏場でもクーラー等で足元が冷えますから、しっかりと靴下をはいて温かく過ごしてください。

体が温かいほうがお腹の赤ちゃんも喜びます。

そして体を冷やす食べ物や甘いものの取り過ぎは気をつけて。

東洋医学的には陰陽のバランスが崩れることで逆子になるといわれています。

特に下半身が冷えると、お腹の赤ちゃんは居心地が悪くなり、頭を上に向けたがります。

どうぞ、妊娠中は特に生活習慣、食べ物には気をつけてみてください。

逆子でお悩みのかたは、ぜひ一度当院へご相談ください。