秋の土用

土用といえば夏の土用の丑の日を思い浮かべますが、正しくは春夏秋冬、それぞれの季節の変わり目に土用があります。

この考え方は鍼灸治療でも使われる東洋思想、五行説から由来しています。

秋の土用は立冬前の18日間、今年は10月20日~11月6日です。

今年の秋の土用は肌寒い日がきたかと思えば、真夏日のような暑さとなったり、気温差が激しくて大変ですね。

風邪をひいたり、自律神経の乱れで体調がおかしくなったりする方も多いです。

この季節の変わり目、冬を迎えるために体調管理に気をつけましょう。

まずは足元を冷やさず、そしてバランスの良い食事を。

土用だからといって特別なものを食べる必要はないと思いますが、季節にあった旬のものをいただくのが一番。

野菜では里芋、レンコン、山芋、大根、にんじんなど根菜類が旬をむかえます。

またアジ、サンマ、サバなと青魚も脂がのって美味しくなります。

旬のものをバランスよくいただけば、季節と調和できる体になるように手助けしてくれます。

今年もあと2ヶ月、元気に過ごせるよう上手に冬をむかえましょう。