WHOが清涼飲料水に課税を推進
先日、ニュースで『WHOが各国に清涼飲料水に対して課税を強化するように呼びかける』とありました。
世界の肥満の割合は、1980年から2014年にかけ2倍以上に増加、成人の40%が肥満、糖尿病も80年の1億800万人から14年には4億2200万人に増えていると警告しています。
ちなみに肥満税なるものを課している国もあるようです。(詳しくはこちら⇒Wikipedia)
イギリスでは2018年に清涼飲料水に砂糖税として導入すると決定しました。
私個人としてもこの意見に大賛成、清涼飲料水や甘いものの過剰摂取はあぶないと感じています。
現在、日本人の糖尿病有病率は男性で15.5%、女性で9.8%であり、70歳以上では、男性の4人に1人、女性の6人に1人は糖尿病です。
国の歳出に対する医療費の割合も年々増加しており、これからは一人一人責任をもって健康管理をしていくことが大切だと思います。
当院でも、糖尿病を患っている方、糖尿病予備軍だといわれている方が多くいらっしゃいます。
単なる肩こりや腰痛などでも糖尿病を患っている方のほうが治癒に時間がかかる傾向があると感じます。
それほど糖尿病は全身に影響してくるものです。
また子供の肥満も増え、若年性の糖尿病も増加傾向にあるといわれています。
清涼飲料水を常飲していたり、甘いお菓子を好きなだけ食べていませんか?
甘いものは美味しいし心が安らぐ利点もありますが、やっぱり摂りすぎな方多いですね。
甘いものを減らすだけで、頭痛や肩こりがやわらいだり、花粉症などのアレルギーが軽減したりする患者さんも多くいらっしゃいます。
どうぞ、甘いもののとりすぎには気をつけて、ご自身の体をいたわってあげてくださいね。