症例・ご老人の脚の強い痺れと痛み

症状
90代・女性 静岡市在住
3ヶ月程前、自宅で転倒しお尻を強打。
その時から左脚に痛みを覚え、整形外科を受診。
レントゲン診断結果は恥骨の骨折とのこと。
処置は痛み止めの注射と薬のみで、1~2ヶ月程で右脚の痛みは治まるものの、今度は次第に左側のお尻から下脚にかけて、強い痛みと痺れが発症。
1ヶ月経っても全く痛みと痺れがひかず、歩行もできない、ほぼ寝たきりの状況が続く。
治療内容
左側のふくらはぎや腿裏にかけて強い痺れがあり、筋肉も痩せているのが見てとれました。
ちょっとでも動かすとお尻から脚にかけて、電撃様のビッ走る痛みが生じ、まったく歩けず、夜も眠れないとのこと。
食欲もなく、痛みが続く日々で衰弱しきっている様子でした。
症状だけみると、強烈な坐骨神経痛です。
病院からの痛み止めや長年毎日たくさんの薬を服用し続けていることで、内臓が弱りきって、回復していかない状態でした。
まずは溜まっていた毒素を排出して、とにかく生命力を引き出せるよう、はり灸や整体にて気の調整を行いました。
はじめのうちは「痛い痛い、もう早く死んでしまいたい」と弱音を吐かれていましたが、週1回の治療を3,4回行う頃には少しずつ痛みなく足を動かせる範囲が広がり、2か月後には自力で立ち上がり、歩行できるまで回復いたしました。
4カ月の今では、家の中では杖も使わずに自由に歩いて生活しており、ほぼ寝たきりの状態から生活レベルが大幅に改善しました。
当初に介護認定を受け、要介護4をもらっているとのことですが、今の状態ならそんなレベルの介護認定おりないでしょう、というくらいです。
90代後半のおばあちゃんでも、その方の自然治癒力を引き出していけば力強く回復していきます。
痛み止めなどの薬の長期服用は、その人の本来持っている回復力を妨げてしまいます。
どうぞご自身の治癒力を信じて、回復を待ってあげてください。
どんな時でもきっと身体は応えてくれます。
痛みや痺れでお悩みの方は、ぜひ当院までご相談ください。
※治療効果には個人差があり、治療期間や回数は人それぞれ異なります。