症例・男性更年期障害

鍼治療

症状

50代・男性 愛知県在住。

2か月くらい前から、ちょっとした出来事でも悩みはじめ、不安がこみあげたり、やる気もでなくなってきた。

倦怠感が強く、動悸、不眠、身体の緊張、胃痛、高音に敏感になり耳栓も欠かせなくなってしまった。

病院では男性更年期障害と診断され、ホルモン注射による治療を継続していた。

また漢方や胃薬、糖尿の薬も服用。

病院の治療ではなかなか改善されず、とにかく楽になりたいとのことで、当院へ来院。

治療内容

初診時は、身体の緊張が強く、とにかくだるさが酷いとのこと。

また胃のあたりが痙攣するような感じがあり、押えると圧痛が強い。

肝臓や胆のう、膵臓あたりが硬く、気の滞りを感じる。

これまでの薬の服用と飲食の不摂生が気の滞りをおこし、血液循環の不良、内臓機能を低下させ、脳神経の働きも悪くなっている様子でした。

治療は鍼灸、整体により、まず肝臓や胆のう、膵臓あたりの気の滞りを流し、内臓の機能回復をはかります。

特に肝臓は、薬や飲食の不摂生等による体内の毒を解毒する重要な器官で、ここを回復させることが重要です。

内臓の機能をあげることで全身の筋緊張もゆるみ、骨格の左右差も自然と整ってきます。

治療後は「不思議と緊張感が抜け、だるさも軽くなった。」とおっしゃっていました。

その後、コロナワクチン注射等により、ぶり返しもありましたが、合計3回の治療で、だるさが抜け、眠れるようになり、不安感もなくなり、楽になっていただけました。

一般的に病院の男性更年期障害の治療は、単純に男性ホルモン値が低下しているからといって、ホルモン注射等で補充しようとします。

しかしなぜホルモンの値が低下したかは不明であり、この根本原因は未解決のままです。

一時的にホルモンを補充して症状を抑えても、いずれまた何等かの症状に悩まされることになります。

当院の鍼灸や整体は、ホルモンが低下した原因となりうる内臓や神経系の機能を回復してあげることで、自然と副作用もなく症状を楽にしていきます。

男性更年期障害でお悩みの方は、ぜひ当院までご相談ください。

※治療効果には個人差があり、治療期間や回数は人それぞれ異なります。