症例・自律神経失調症(食欲不振、疲労感)

症状
50代・男性 掛川市在住。
1年程前から体調が優れず、今年の春頃から食欲がなくなり、痩せてきた。
だるさや疲労感、手の震え、便秘と下痢を繰り返す、早朝の目覚め、頭重、不整脈などの症状を伴う。
仕事も休職しており、復帰が難しい状態とのこと。
病院で検査しても異常は見つからず、自律神経の異常によるものだろうとされ、お薬を処方されるも一向に回復する様子がみられない。
知人から自律神経には鍼灸がよいと聞き、当院へ来院。
治療内容
来院当初は、目がうつろで声に力がなく、手の震えもひどいく、状態でした。
自律神経失調症といわれる様々な症状は、そのほとんどが内臓や脳神経系の機能が落ちていることに由来します。
この方の身体をみると、主に胆嚢や肝臓、腎臓に気の滞りが強く、また消化機能も正常に働いていない様子でした。
治療は手足や頭、お腹、背中の反応のあるツボに、てい鍼(刺さない鍼)にて経絡の調整、そして鍼灸と整体を組み合わせた当院オリジナルの手法にて、気の滞りを取り除いていきます。
週1回の通院を目安に、3回目あたりから手の震えが軽減し、食欲も回復して食べれるようになってきました。
治療回数は合計8回、2か月後には、これまであった全身の症状が楽になって、声にも力がでて、元気にお仕事にも復帰できるようになってきました。
一般的には自律神経失調症は、病院で検査しても異常が見つからず、心療内科にて薬の処方で対処するのみとなり、その副作用で苦しむ方も多くいらっしゃいます。
しかし、当院の鍼灸や整体は、その方のどこが弱っているのかをみて、その内臓や神経系の機能を回復してあげることで、自然と副作用もなく症状が楽になっていきます。
自律神経失調症でお悩みの方は、ぜひ当院までご相談ください。
※治療効果には個人差があり、治療期間や回数は人それぞれ異なります。