年末にぎっくり腰をやってしまった患者さま

年末、たて続けにぎっくり腰の患者さまがいらっしゃいました。

まずは40代、女性の方。

日常、介護の勤務で体を酷使し、年末の忙しさで腰痛がだんだんと酷くなり、次第に動けなくなってしまったとのこと。

「明日、歌のステージがあるので何とかして」というご依頼でした。

年末の忙しさ、介護の業務、ステージの練習、そして冷え込みなどがあわさり、体が悲鳴を挙げてしまったのでしょう。

歩いてご来院されましたが、前かがみになったり、座ってからの立ち上がりの動作等で顔をしかめ、辛そうでした。

背中もパンパンに張っており、疲労の蓄積がうかがえます。

施術は、まず整体により、体全体のゆるみをだしていきます。

特に腰痛・ぎっくり腰の方は下肢にも緊張が強く表れているので、整えていきます。

この時点である程度動きがとれるようになります。

最後に座った姿勢で、整体により、もう少し動きを出していきます。

ぎっくり腰の方は体を動かすことを怖がります。

これは脳が防御反応を起こしているからです。

当院の整体はその脳の防御反応をとることも重視しており、それにより次第に動かせる範囲が広がっていきます。

この方は翌朝には痛みが軽減、かなり動きが改善し無事ステージで歌いきることができたと喜んでいただきました。

合計3回ご来院されてぎっくり腰は完治となりました。

次に40代男性の方。

ふと動かしたとき、急に腰痛になったという、ぎっくり腰によくあるパターンです。

歩く姿勢は痛みを回避するために体が傾いており、立ったり座ったりが辛そうでした。

「年末には実家に帰りたい」とのことで、それまでにはぎっくり腰を治したいとのご要望でした。

この方も整体により体を整え、脳の防御反応をとるように動きを出し、翌日のご来院の際にはかなり姿勢もよくなり、腰の痛みも大分減ったと喜んでいただけました。

5日間のあいだに3回続けて受けていただき、ぎっくり腰は完治となりました。

年末の忙しさと急な冷え込み、また忘年会等で飲食により内臓に負担がかかる機会が増え、ぎっくり腰になりやすい時期です。

どうぞお体を大事に、痛みが酷くなる前に、ケアしていただくことをおすすめします。

※治療効果には個人差がございます。