第24回料理会を開催しました。
令和元年11月2日、岡生涯学習センターにて、第24回料理会を開催しました。
この会は健康をテーマに体に優しい料理を楽しむ会です。
できるだけ添加物が含まれていない調味料・食材を用い、なるべく地元の旬の野菜を中心に、様々な食材で料理していきます。
今回のメニューはこちら。
- ドライトマトと椎茸の炊き込みご飯
- 干し椎茸のポタージュ
- 季節野菜の塩麴の包み焼き
- きな粉クッキーと芋きんとん
☆ドライトマトと椎茸の炊き込みご飯
旨味がギュッとつまったドライトマトと香り豊かな舞茸を炊き込みご飯にしました。
ミニトマトを半分に切って、低温のオーブンでじっくり乾燥させるとドライトマトができます。
ミニトマトの甘さと旨味が凝縮されて、色んな料理に使えて、保存も効くので便利です。
トマトの栄養素といえばリコピンですね。
抗酸化作用があり、生活習慣病やアンチエイジングに効果的な栄養素です。
レシピはこちらをご参照ください⇒ ドライトマトと椎茸の炊き込みご飯
☆干し椎茸のポタージュ
干し椎茸の旨味が詰まった濃厚なポタージュスープ。
椎茸もドライトマトと同様に、干すことで旨味も栄養価も大幅にアップしています。
特にビタミンDは30倍にも増えるとか。
ビタミンDは骨の形成に欠かせない栄養素で、成長期の子供もしっかりと摂りたいものです。
またビタミンDには脳内のセロトニンというホルモンを調整する効果もあるといわれています。
セロトニンは別名『幸せホルモン』。
体内でこのホルモンが分泌されることにより、幸福感や精神的な安らぎ、自律神経の安定を促してくれます。
うつ傾向の人はこのセロトニンの調整する働きが悪くなっているようです。
濃厚な椎茸の旨味が詰まった優しい味は幸せなスープでもありますね。
レシピはこちらをご参照ください。⇒ 干し椎茸のポタージュ
☆季節野菜の塩麴の包み焼き
数年前に塩麴が流行ってから、今ではおなじみの万能調味料になりました。
塩麴は塩気のなかに旨味と甘味もあわさって、食材の美味しさをひきだしてくれます。
古人の知恵、日本の伝統料理に脱帽です。
今回はシンプルに、様々な季節の野菜に塩麴をまぶし、クッキングシートに包んで蒸し焼きにしました。
シンプルな調理で、色んな野菜も美味しく摂れますね。
今の秋から冬にかけての野菜なら、根菜類やきのこ類など、色々な野菜を包んでみましょう。
☆きな粉クッキーと芋きんとん
芋きんとんは蒸かしたサツマイモに、甘酒、豆乳、みりんを加えて練り上げて作りました。
きな粉のクッキーは米粉ときな粉ベースの焼き菓子です。
どちらもシンプルな材料です。
子供のおやつは、体を作っていくうえで大切なものです。
ただお腹を満たせばいいのではなく、体に負担にならないものを与えたいですね。
添加物がたくさん入っていたり、甘味が強烈だったり、スナック菓子が多い、といったことは控えましょう。
小さいうちからこういったものを摂りすぎると、味覚が駄目になり、食生活が乱れます。
体力がある、病気になりにくい、風邪をひいてもすぐ回復できる、そのような体になるために、成長期の子供の食生活を大事にしましょう。
治療院移転のため、今回をもちまして、料理会はしばらく休止いたします。
またいずれ移転先の掛川・菊川方面で再開したいと思っております。
ご参加くださいました方々、ありがとうございました。