第17回料理会を開催しました。
平成30年8月25日、第17回料理会を開催しました。
この会は健康をテーマに体に優しい料理を楽しむ会です。
できるだけ添加物が含まれていない調味料・食材を用い、なるべく地元である静岡の旬の野菜を中心に、様々な食材で料理していきます。
今回のメニューはこちら。
- 高野豆腐と夏野菜の揚げ浸し
- ミョウガとワカメの即席みそ汁
- アボカドと枝豆と湯葉の和え物
- 梅餡の涼衣包み
☆高野豆腐と夏野菜の揚げ浸し
高野豆腐はとても高タンパク質な食材で、その他カルシウム、マンガンといったミネラル分も豊富な優れた食材です。
100g中49gものタンパク質が含まれています。
ちなみに絹ごし豆腐が100g中4.9gですから、10倍にタンパク質が凝縮されていますね。
鶏のささみでも100g中23gですから、かなりの高タンパクといえます。
ちなみに1日のタンパク質摂取の推奨量は成人男性は60g、成人女性は50gとされています。
筋肉や骨、内臓、血液、免疫細胞などなど、からだを作るうえで欠かせない栄養素です。
高野豆腐100g摂ればほぼ一日分を補えますね、といっても高野豆腐は軽いので100gといったらかなりの量。
単一の食材から補おうとするのではなく、様々な食材から摂取することが大切です。
またタンパク質と一言でいっても、構成されるアミノ酸の種類は食材により違いますので、やはり1日のうちで色々な食材をバランスよく摂ることをおすすめします。
高野豆腐は保存のきく食材ですから、常備しておくといいですね。
ただどのように料理したらいいのかわからない、煮物ばっかりでは飽きてしまう、ってことであまり使わない方も多い食材。
高野豆腐は揚げてみると、お肉にも負けないくらい食べ応えがあって、美味しくなります。
今回は旬の夏野菜と揚げ浸しにしました。
浸し汁を作る際、出汁醤油を作りおきしておくと便利です。
かつお節、昆布、干し椎茸を醤油、味醂、酒に一晩浸し、煮立たせ、濾すだけです。
冷蔵庫で1ヶ月くらいはもつのでとても便利です。
出汁醤油で、おまけで出汁巻き玉子も作りました↓
☆ミョウガとワカメの即席の味噌汁
忙しいときのために、即席味噌汁用の出汁味噌を作っておくと、お湯を溶くだけで出来ますのでとても便利です。
味噌に昆布粉末、かつお節粉末、椎茸粉末を混ぜておくだけ、冷蔵庫で長期保存もできます。
分量は、60gの味噌に対してお好みの粉末を合わせて小さじ2程度、あと擦った白ゴマなどを加えると美味しく栄養補給にもなります。
この味噌13~15gを160mlのお湯で溶きます。
ただ一般的な合わせ出汁の粉末は添加物などの余分なものが入ったものが多いので、昆布なら昆布だけの粉末、その素材のみで出来ている粉末を選びましょう。
昆布、椎茸、かつお節粉末があれば十分出汁のきいた美味しい味噌汁ができ、かつ栄養分も補給できます。
あとはワカメ、海苔などの乾物や豆腐や薬味を加えて湯を注ぎかき混ぜるだけ、3分もあればできるので、忙しいときに便利です。
味噌は日本の優秀な発酵食品であり、毎日味噌汁を飲むことで、便秘解消、美肌効果、アンチエイジング、様々な生活習慣病の予防にもなるといわれています。
特に朝食の味噌汁を摂ることで、体が目覚め、その日の夜の睡眠の質も高まり、また体が温まる効果もあります。
「味噌汁は朝の毒消し」とも言われていますからね。
ぜひ一日の始まりに、味噌汁を飲みましょう!!
☆枝豆とアボカドと湯葉の和え物
枝豆とアボカドを湯葉で和えるだけと、簡単で絶品の美味しさです。
濃厚なアボカドと湯葉、そして枝豆の食感が合わさり、大変美味です。
わさびと出汁醤油でいただきました。
枝豆は大豆の未成熟のもので、大豆と緑黄色野菜の栄養素を兼ねている凄い食材なんですよ。
タンパク質や大豆イソフラボン、そして夏バテに効くビタミンB1。
そしてよく妊活中や妊娠初期に大事といわれる葉酸はトップクラスの含有量です。
枝豆は栄養もあって、美味しいし、ホント素晴らしい食材ですね。
☆梅餡の涼衣包み
白あんに梅肉を和えて、甘酸っぱい梅あんを作ります。
それに涼しげな寒天の薄衣を巻きました。
白あんを作るときは、手亡豆、白いんげん豆が使われます。
タンパク質と炭水化物が主成分で、食物繊維、カリウム、カルシウム、鉄分などが豊富な食材です。
ご参加くださいました方々、ありがとうございました。
↓詳しいレシピはこちらをご参照ください
次回は9月30日(日)、9:30~13:00の予定です。
途中からの参加でもOKです。
○場所 清水区岡生涯学習センター(静鉄桜橋駅から徒歩3分)
○参加費 2000円
※要予約制
参加ご希望の方は「はり灸・指圧・整体 自然堂治療院」までご連絡下さい。
↓LINEもご利用できます、お気軽にお問合せ下さい。