第6回料理会を開催しました!!
平成29年8月26日、第6回料理会を開催しました。
この料理会はできるだけ添加物が含まれていない調味料・食材を用い、無農薬・有機栽培された地元の旬の野菜を中心に様々な食材で、健康をテーマに料理を楽しむ会です。
今回の参加者は大人5名、子供2名、合計7名で行いました。
暦の上では8月7日に立秋を迎え、秋のはじまりですが、まだまだ残暑が厳しい毎日です。
当日も静岡市では最高気温37℃にも達し、うだるような暑さでした。(^_^;)
今回はこんな暑い日にさっぱりと食べれる冷やしそばと枝豆づくしなメニューでした。
- 山形ダシの冷涼そば
- 枝豆と玉ねぎのかき揚げ
- 枝豆の葛豆腐
- 枝豆のジェラート
ダシとは山形の郷土料理で、夏野菜や香味野菜を刻んで醤油などで和えたものです。
ご飯や豆腐、そうめん等、さっぱりと美味しい、何にでもつかえる万能な和え物です。
食欲が低下しやすい暑い日にぴったりですね。
今回はナスとオクラ、ミョウガ、紫蘇、生姜、そしてかごめ昆布を醤油とみりん、酢で和えました。
ちなみに「かごめ昆布」とは別名「納豆昆布」ともいわれ、水分を含むと納豆のように強い粘りがでて、ネバネバ好きにとってはかなりの美味。
栄養もヨウ素やグルタミン酸、カリウム、鉄分、カルシウム多く含まれています。
鉄分は牛乳の30倍以上、カルシウムは5倍以上というから驚きです。
また粘りのもとの成分であるアルギン酸、フコイダンには整腸作用やアレルギー症状の抑制、抗がん作用など嬉しい効果がいっぱいですので、ぜひ日々の食卓にくわえましょう。
あと、そばつゆの出汁は鰹節の厚削を使いました。
市販のめんつゆ等は使わず、しっかり出汁をとると蕎麦屋さんそばつゆに近い、美味しいものがつくれます。
かつお節の厚削りを煮出してとることにより、濃厚で味わい深い出汁となります。
家庭で鰹節から出汁をとるなんてと、ハードルが高いように思いますが意外と簡単ですよ。
そして、今回は枝豆づくしの料理。
8月に最も旬の時期を迎え、一番美味しいときです。
枝豆は大豆が成熟する前に収穫したもので、豆と野菜の栄養を兼ね備えた緑黄色野菜。
タンパク質もありながら、ビタミン類も豊富に含まれているすごい食材です。
こちらは枝豆の葛豆腐↑
普通の豆腐は豆乳ににがりを加えて固めますが、葛豆腐は葛粉を加えて加熱しながら練って固めます。
食感がもちもちしていて、わらび餅みたいな感じです。
枝豆の葛豆腐は、枝豆を出汁と合わせてミキサー等で擦りつぶし、それを濾したものを葛で固めます。
今回冷やす時間も少なく、ちょっと固まりがあまかった感がありましたが(^_^;)
枝豆の翡翠色がきれいです。
枝豆って高級ですよね、剥くとほんのちょっとになってしまいます。
一粒一粒、丁寧に薄皮を剥いていく作業が大変でしたが、皆さん頑張ってくれました。
こちらは枝豆のジェラート↑
枝豆の葛豆腐を作る時に濾して残った枝豆の粕を使って作りました。
甘酒を凍らせておいて、枝豆の粕と豆乳、練りゴマをミキサーで混ぜるだけ。
それに細かく刻んだ枝豆をさらに混ぜ合わせ、少し冷凍庫で固めます。
この刻んだ枝豆の食感のアクセントがいい感じになります。
甘酒も飲む点滴といわれるくらい栄養が豊富、子供のおやつにおすすめです。
アイスなどの冷たいものは常温のものに比べ、舌が甘味を感じなくなりますので、甘味が足りないな~と感じる時は少しメープルシロップをかけると美味しくなります。
ちなみに市販のアイスにはかなりの糖分が含まれているのをご存知ですか?
某高級アイスクリームのミニカップには20gの砂糖が、
そして某ファストフード店のシェイクには100gもの砂糖が入っています。
WHOが推奨する一日に摂取する砂糖の量は25g以下といいますから、かなり多いですよね。
おそらくアイスが溶けて常温になったら、すごく甘ったるく感じるはずです。
冷たいものを甘く感じるようにするため、沢山の砂糖が必要なのです。
アイスにジュース、そしてお菓子もなんてなったら、もう糖分過剰ですね。
今回のジェラートは砂糖なしで作りました。
但し、甘酒も摂り過ぎれば糖分過剰となりますので、楽しむ程度にしましょう。
また暑いからといって冷たいものの食べ過ぎには気をつけてくださいね。
今回もご参加くださりました方々、ありがとうございました。
次回は9月30日(土)、18:00~21:00の予定です。
○場所 清水区岡生涯学習センター(静鉄桜橋駅から徒歩3分)
住所 静岡市清水区桜が丘町7-1
○参加費 2000円
※要予約制
参加ご希望の方は「はり灸・指圧・整体 自然堂治療院」までご連絡下さい。
↓LINEもご利用できます、お気軽にお問合せ下さい。