『整体』とは?

整体はいつから行われていたの?

整体の起源については諸説あります。

「整体」という言葉自体は日本で作られたものですが、その起源は一般的には古代中国が発祥だろうという説が有力とされています。

今から二千年前の古代中国に編纂されたといわれる最古の医学書「黄帝内経」には「按摩(あんま)」「按喬(あんきょう)」「喬摩(きょうま)」といった言葉が記述されています。

人間は本能的に痛みがあるところに手を当てたり、さすったりしますよね。

過酷な自然環境を生き抜く上で、怪我や疼痛に苦しむ仲間を手で撫でたり擦ったりすることで痛みを和らげることができることを発見し、これがあん摩の原型となったと推測されます。

そして明時代以降に医療行為としての「あん摩」を「推拿(すいな)」と呼ばれるようになったといわれています。

推拿は現在の中国でも疾患を治療する目的として施されている手技療法の1つです。

ちなみにいつ中国から日本に「あん摩」が伝来したのかは定かではありません。

日本において初めて「あん摩」という言葉が登場したのは、西暦701年日本初の法律「大宝律令」です。

その時代にはすでに日本で「あん摩」が施されていたと推測されます。

日本における整体

先に述べたように『整体』という言葉は日本で作られたものです。

いつからこの言葉が使われるようになったのでしょう?

これも諸説あります。

1921年(大正9年)、山田信一氏により『山田式整體(体)術講習緑』が発行され、初めて整体の言葉が使われたといわれます。

この『山田式整體術講習緑』はアメリカのオステオパシーが基になっております。

オステオパシーとは、1874年にアメリカ人医師アンドリュー・テイラー・スティル博士に確立され、筋骨格系の調整により、病気の予防や治癒を目的とした医学です。 

また日本の整体の祖といわれる野口晴哉氏により、昭和22年「整体操法協会」の設立され、整体という言葉が日本に普及していったといわれています。

現在でも野口整体といわれ、全国各地に広まっています。

このように整体という言葉は大正から昭和にかけて普及していきましたが、古くから日本独自に発展し伝えられてきた手技による治療術は数多く存在しているといわれます。

そのひとつに柔道整復の起源である『活法』があります。

活法は戦国時代の武術が基になります。

武術には、人を殺めるための表技である技術『殺法』と、その裏技として人を治癒するための技術『活法』があります。

武術の稽古中や、戦場での回復を目的としたため、『活法』は即効性が特徴の療術として、独自の発展をとげています。

私が毎月習っている活法も、一千年の歴史を持ち、その治療術は類のない整体術です。

まとめ

今現在、一般的に整体とは、筋や骨格等の歪みを調整し種々の症状を改善することを目的とした民間療法を総称したものです。

その内容は、様々な手技療法が存在し、マッサージやリラクゼーション等とも混在しているのが現状です。

だから整体院といっても、各々の院によって施術する方法は大きく異なっています。

治療を受ける側は、ご自身にあったものを見つけることが大切です。

当院では、整体の本来の目的である症状を改善することに主眼をおいております。

どの整体院にいったらよいか迷われている方は、ぜひ一度当院へお越しください。